葉酸

癌やアルツハイマー病に葉酸?!

葉酸はDNAの生成、修正に関わりが大きい栄養素で、正常な細胞分裂やDNAの合成に不可欠な栄養素です
。このような働きから、癌やアルツハイマー病の治療に葉酸が認められています。

 

私達の体は毎日細胞が新しく生まれ変わっています。
DNAは遺伝情報を保持して、遺伝情報通りに細胞を生成するように指令を出す働きがあり、葉酸はDNAの生成に補酵素として働いています。

 

そして、細胞が新しく生成される時に、DNAのコピーミスが起きてしまうことがあり、コピーミスは分解され再びコピーをやり直します。

 

このやり直しのときも葉酸が働きます。

 

葉酸が不足していると、コピーミスのままのDNAで細胞が作られることになり、DNAの損傷(コピーミス)による影響として、細胞の癌化があります。

 

DNAの損傷(コピーミス)で生じる癌には、直腸癌、結腸癌、咽頭癌、子宮癌、肺癌などがあり、これらの治療に葉酸が認められています。

 

 

また、ホモシステインというアミノ酸の一種が、アルツハイマー病の原因となるベータアミノロイドの作用を強めて、神経細胞に毒性があると言われていますが、葉酸は、このホモシステインを低下させる働きがあります。

 

葉酸はビタミンB6、ビタミンB12と共にホモシステインを無毒化する代謝に関与しています。

 

アルツハイマー病(認知症)と血液中のホモシステインと葉酸の関係を海外の大学が調べ、葉酸が症状に効果があるという報告があり、アルツハイマー病と葉酸の関係は注目されています。